先ずはネットワークを取り巻く環境の変化について整理します。
近年のネットワーク環境の動向
パソコンでもクライド化
身近なところで、パソコンを使用していても、クラウドストレージはもはや一般化しています。
・バックアップ先として活用する
・大容量ファイルの送受信が活用できる
・共有機能を仕事でも活用できる
等々の特徴があります。
ネットワークの形態も自社運用(オンプレミス)からクラウドへ
そんな中でもネットワークエンジニアの需要は非常に高まっています。
その要因の1つが、AWS(Amazon Web Service)などのクラウド技術が発展したこと。
これまでのような物理的なネットワークを構築する機会は減りますが、クラウドを使用したネットワーク構築のニーズがそれを上回る勢いで増加しているのです。
2つ目の要因は、IOT(Internet of Things)です。
「モノのインターネット」と訳される通り、世の中のあらゆるものをインターネットと繋ぐ動きがどんどん進んでいますよね。
3つ目の要因は、活躍できる業界が広がったことです。
これまでネットワークエンジニアは、IT業界での業務がメインでしたが、近年、ネットワーク通信を前提としたゲーム(ネット対戦やオンライン共闘など)が流行しているため、ゲーム業界でのネットワークエンジニアの需要が拡大しているのです。
また、企業に求められる情報セキュリティレベルは年々高くなっているため、セキュリティ対応ができるネットワークエンジニアの需要が特に高まっています。
今後もネットワークエンジニアの人口は不足することが予想されるため、確かなスキルや知識を持っていれば、高い年収や月給を稼ぐことができるでしょう。
ネットワークエンジニアの主な仕事内容
ネットワークエンジニアは、企業内で使用するコンピューターや電子機器同士をつないで、最適なネットワーク環境を構築し、それを運用していくのが主な仕事です。
クライアントの要望に加えて、「セキュリティはどうするか」「誰にどういった権限を与えるか」などを検討しながら、必要なネットワーク環境を用意します。
ネットワークエンジニアはプログラムを書くことは少なく、ルーターやLANケーブルといった「手に取って触れる」機器を扱うシーンが多いのもエンジニア職種の中では珍しい特徴です。
似ているエンジニア職種に「サーバーエンジニア」「インフラエンジニア」がありますが、業務内容はとても近しく、ネットワークエンジニアとサーバーエンジニアの総称としてインフラエンジニアと表現する場合や、企業によって呼称や担当領域が変わるだけの場合もあるので求人内容を詳しく見てみることが必要です。
図形「設計・構築・保守」
ネットワークエンジニアの業務は上流から順に「設計」「構築」「運用・保守」と分かれています。
「設計」ではどんなネットワークにするか要件定義をして設計書を作ります。
「構築」は設計書の通りに、実際に機器を接続してインフラを完成させることです。
「運用・保守」はネットワークやサーバーに不具合がないかをチェックし、その動作をクライアントに報告することや、監視ツールを使って故障やトラブルを発見し、対応することが主です。
基本的な業務はマニュアル化されていることが多いので、ITやネットワークの知識が少ない人でもスタートしやすいフェーズとされています。
(未経験者が最初に従事する仕事)
ネットワークエンジニアの仕事遣り甲斐が有るのか?
・ITシステムを支える根幹を担える
・チームで仕事ができる
・手に職を付けている実感が持てる
「ITインフラ」と称されるほど、ネットワークはITシステムにはなくてはならない存在です。
システムを支えているのは自分だ、と思えるのは大きなやりがいに繋がるのではないでしょうか。
キャリア視点で言えば、資格を取得していくことでスキルアップを実感できるのもメリットの1つです。
具体的な資格名は後で触れますが、インフラ系は実務に直結する資格が多数ある分野なので、「手に職を付けている」実感が得られるでしょう。
仕事の重要性
ネットワークはITインフラと呼ばれるだけあって、「24時間365日、問題なく動いて当たり前」です。
何か障害があれば深夜に対応することもあり、労働時間が不規則になりがちという大変さがあります。
ですから、激務にならないようにしつつも、監視・運用を担当するエンジニアは数人でシフトを組み、24時間365日体制でネットワークの挙動をチェックしています。
障害時には、どのような状況なのかを正しくヒアリングする能力や、障害の原因を分かりやすく相手に伝えるコミュニケーション能力が求めらるため、コミュニケーション能力は必須ですね。
よくマスメディアで報道されますが、銀行のATMが作動しない、JRきっぷの自動販売機が動かい。等々のトラブルの原因はネットワークが原因ではないかもしれませんが、システムサイドと共同で対策を取らなければなりません。
社会システムにおいて極めて重要な役割を果たしています。
まとめ「ネットワークエンジニアの仕事は」
・将来、増々需要が高まり人手不足が続く
・そのため年収は他のエンジニアより多々高め
・社会にとって極めて重要であることから遣り甲斐がある
・経験を積むことで上流の設計・構築の業務につくことができる
・さらに上位ではプロジェクトマネージャーとして管理職へつながる
・技術力次第では独立という選択肢もある
厳しくもあり、難易度はあるいが、未経験・文系でもやる気さえあれば!
次のような「無料スクール」があります。
・CCNA資格合格率95%以上
・就職率98%
・テキスト代等も無料
・地方からの入校者は無料のシェアハウス完備
今、あなたが不安定な非正規社員で将来不安を抱いておられるなら、思い切って一歩前に進みましょう!
説明会への参加
ネットビジョンアカデミーでは毎週火曜、木曜のpm7:00〜pm:8:30までネットビジョンシステムズ本社で行われています。
ネットビジョンシステムズ本社
〒165-0026 東京都中野区1-26-6 いちご中野ノースビル 5階
実施日
毎週火曜日、木曜日
説明会を受けて納得した段階で適性検査を行います。
適性検査
コミュニケーション能力(意思表示ができるか)
簡単なタイピングができるか(ホームポジションから基本的なタイピングができるか)
ペーパーテストなどは実施していません。
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